一緒にしがちなUR賃貸とJKK賃貸の違い

そもそもUR賃貸&JKK賃貸とは?

どちらも公共賃貸と呼ばれるものの一つで、その名のとおり都や公共団体、それ順ずる法人などが管理しています。
UR賃貸を管理しているのは独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)で、JKK賃貸は東京都住宅供給公社(JKK東京)が管理しています。
民間と比べると初期費用が安く、賃料も割安の物件があります。

入居条件の違い

UR賃貸は割と入りやすい

まずUR賃貸の場合は入居資格としておおまかに下記のポイントがあげられます。
・基準月収額以上の収入があること(図を参照)
・日本国籍の方、またはUR都市機構が定める資格をもつ外国籍の方であること
このようにUR賃貸の入居資格はシンプルです。

JKK賃貸の一般賃貸も難しくない

それに比べJKK賃貸の方が複雑になってきます。
まずJKK賃貸は大きく一般賃貸と都民住宅に分かれており、まず一般賃貸からザックリまとめます。
・月収が公社の定める基準以上であること(図を参照)
・身元がしっかりと確認できること
・連帯保証人が立てられること

賃貸の都民住宅は少し複雑

次に都民住宅になります。
・世帯の所得が基準の範囲内であること(図を参照)
・持ち家を所有していないこと
・同居親族のいること(婚約者はOK)
・連帯保証人が立てられること

JKK賃貸には保証人(または保証会社)が必要

前項では流しておりましたがUR賃貸とJKK賃貸の違いの一つに保証人の有無がございます。
UR賃貸は保証人が不要なのに対し、JKK賃貸は保証人を立てることを条件としています。
保証人の方は何かあった際には家賃等を保証しなければいけない為、入居審査時に収入証明などが必要になります。
只、保証会社を使うという選択ももちろんできますし、指定される保証会社は民間よりも安価なので使いやすいです。