UR賃貸で叶える「荒川区の賃貸」のススメ

荒川区
「荒川区の賃貸」のススメ~職人の街。商業の街荒川区。東京下町エリアをURで温順に暮らす。

荒川区の賃貸といえば低層住宅のイメージでしょうか。路面電車が走り、ものづくりの街として人の温かさを感じられる荒川区のエリアごとの魅力と、住宅環境についてご紹介します。

ファミリーにとって住み心地抜群の荒川区。その大きな特色は?

台東区や文京区、墨田区などに隣接する荒川区。東京23区の中で2番目にコンパクトな大きさながら、JR山手線や常磐線、京浜東北線、京成本線、、つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナー東京メトロ千代田線、日比谷線、都電荒川線など沿線が充実。区のほとんどが起伏のない地形のため、子どももお年寄りの方も電車や歩いての移動がとてもしやすい街並みです。荒川区のものづくりの歴史は古く、明治時代から大小さまざまな工場ができたところから始まっています。国内シェア80%を占め、直径わずか1.5ミリにも満たない胃カメラ用の電球や水と空気以外で印刷出来ないものがないというインキ技術を持つ会社など世界に誇れる日本の技を「荒川ブランド」、その高い技術を次の世代に引き継ぐべく、指導や職人の育成を行っている方を「荒川マイスター」として表彰するなど行政の取り組みも熱心です。また、日暮里エリアには生地問屋街があり、「ニポカジ」としてあらたな側面での注目を浴びていたり、日暮里駅の西側の「谷中銀座」は東京下町レトロを大切に発展した結果、テレビの取材や観光客の集まる商店街として人気に。このように、古い技術や伝統などを守り続ける荒川区ですが、近年は防災の観点などから街の再開発事業も次々と行われ、日暮里や町屋、南千住には新たな街と共に賃貸物件や分譲マンションが建ちならぶように。これにより居住者の選択も大きく広がっています。

荒川区の特色を知るための5つのエリア

①西尾久・東尾久地区
チンチン電車

チンチン電車

北区との区境にあり、隅田川を臨む尾久(おぐ)は町工場や商店、住宅地が密集している地域。その街の中を都内で唯一残る都電「都電荒川線」があり「荒川車庫前駅」や「小台駅」などのコンパクトでかわいらしい駅があります。電車の沿線には多くのお花見スポットを通過するここから「東京さくらトラム」の愛称を受けています。というのも荒川区は昭和54年にサクラを区のシンボルツリーに決め、およそ2,000本の桜の木を植えた経緯があるため、区内のあちこちに桜の名所が。この尾久エリアにも首都大学東京の荒川キャンパスや東尾久運動場がある尾久の原公園周辺や荒川遊園の周辺一帯が桜スポットとして人気。荒川遊園駅前から遊園地まで実に210本ものソメイヨシノが咲くため、お花見と遊園地が同時に楽しむことができます。この「荒川遊園地」は珍しい公営遊園地。開園は大正11年。改装を重ねても下町らしさは変わらず、時速13キロの世界一遅いのでは。と言われるコースターや入園料も小中学生は100円、しかも平日は無料、乗物は100円からという気軽さ。さらにはミニ動物園や子どもプール、大人も楽しめる魚釣り広場なもあり、唯一無二の遊園地。区外や都外から多くの訪れてます。「チンチン電車」と呼ばれる都電がサクラの中を走り、老舗遊園地がある、ゆるりとした空気が流れるエリアです。

②町屋地区
もんじゃ

もんじゃ

荒川区の再開発の中で早い段階で着手が始まったエリア。都電荒川線の町屋駅前から南側には都民住宅のタワーマンションや分譲タワーマンションが立ち並ぶ一方で、北側は都電の町屋二丁目駅と町屋駅前駅があり、小竹橋通りの荒川区間は連続した商店街が広がっています。歩道が屋根付きになっているので商店の店主との会話を楽しみながら買い物をする光景があちこちに。また、荒川区は「もんじゃ」店が多く、その数およそ60店舗。「月島もんじゃ」のように通りに集中しておらず、区の広い範囲にもんじゃ焼きのお店が点在。その為、荒川区には「あらかわもんじゃまっぷ」も存在しています。この町屋地区もテレビや雑誌で紹介されるもんじゃ焼き屋さんがあります。もんじゃを食べながら鉄板越しに会話を楽しむ下町らしい光景が町屋にはあります。川沿い町屋駅前から15分も歩けばそこは隅田川。川沿いにはテニスを楽しめる「小竹橋公園」があり散歩も楽しめます。

③荒川地区
荒川公園

荒川公園(北村西望/夢)

荒川区の中央部に位置し、東京メトロ千代田線、京成本線の町屋駅や都電荒川線の荒川7丁目や荒川区役所前駅荒川一中前駅、JR常磐線の三河島駅などを含むエリアです。荒川区役所がある区域でもあります。区役所前の公園、荒川公園はサクラやイチョウが見事。また、東京都下水道局三河島水再生センターの上に創られたされた「荒川自然公園」もあります。施設の上に人口の地盤を施した公園で1982年に「新東京百景」に選定。自然公園の名にふさわしく、東京の真ん中に自然が見事に出来上がっており、昆虫や鳥たちの憩いの場に。夏には荒川区ホタルを育てる会によるホタル観賞会が行われたり、緑の中でアスレチックができる公園になっています。北部のエリア北川、町屋駅から地下に繋がっている町屋の顔とも言える再開発ビルがあり、そこからほど近くにURの「コンフォール町屋」があります。平成27年築、3駅利用可能な建物だけあって人気のある建物となっています。「アンサンブル宮地 」も常磐線三河島駅と京成本線新三河島駅、町屋駅の3駅が利用出来ます。沿線が充実しているエリアだからこそのロケーションです。

④南千住地区
こども広場

こども広場(ポンテポルタ千住)

JR常磐快速線、首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレス、東京地下鉄日比谷線の南千住駅、東京都交通局の都電荒川線の始発駅の停留所、三ノ輪橋駅があるエリア。駅の西側にはUR都市再生機構の「南千住七丁目ハイツ」があり、駅東側の汐入地区は1987年から再開発がスタート。旧貨物場だった駅前の再開発の最初に現れたのは「リバーハープスクエア」。3棟のタワーマンションは都営住宅と都住宅供給公社とUR都市機構がそれぞれ管理という珍しい形態。URのリバーハープタワーはこの中の一つです。その後、複合総合施設「lalaテラス南千住」「ポンテポルタ千住」などのショッピング施設も続々と誕生、スーパーの大型店舗から専門店や飲食店など充実の内容になっているなど町全体が計画的に作られているので無駄がありません。あるのは‏広々した歩道と大きな街路樹。人々の笑い声。安全な街だからこそのゆとりが感じられるのかもしれません。区内で唯一、バーベキューができる最大の広さの「汐入公園」は隅田川に面した公園。広い緑の中で家族や仲間と楽しめる空間が広がっています。隅田川を超え、荒川へ行くと北千住エリアに行くことができ、かつて江戸時代に日光街道の宿場町として栄えた千住の街は再開発によって新たに人の集まる街として注目を浴びています。こうした東側はファミリー層の需要が多く「リバーハープコート南千住」は最も広いお部屋は4LDK、124㎡UR賃貸ならではの広さです。

⑤日暮里・東日暮里地区
谷中銀座商店街

夕やけだんだんからの谷中銀座商店街

区の南側、台東区に隣接しているこの地区にはJR山手線日暮里駅、西日暮里駅があり、京成本線の日暮里駅からは成田空港第二ビルへわずか36分で移動できる「成田スカイライナーアクセス」が利用できます。日暮里もまた、再開発によって高層タワーマンションができたエリア。日暮里駅構内に駅ナカ「エキュート日暮里」がオープンしたり、駅前に建つ地上25階のUR賃貸「サンマークシティ日暮里ステーションポートタワー」もあります。日暮里駅を北側に進むと、そこは日暮里の「日暮里繊維問屋街」。60年もの歴史があり訪れる人は家庭用の生地を探す人からプロの買付、ファッションを愛し、極める人も多くやってきます。というのも80店舗以上の店舗にはボタンから、手芸用品、布地の種類もここにないならどこにも無いのでは。というくらい揃っていてしかも安価。1メートル100円の生地もあります。日暮里駅西側には「夕やけだんだん」と呼ばれる階段があり、そこを下ると「谷中銀座商店街」が。地域猫がくつろぐノスタルジックな光景が広がっています。西日暮里に位置する路地には「竹工芸 翠屋(みどりや)」があります。1909年に創業、100年続く竹工芸はNHK会長賞や朝日新聞社賞、ロンドン・コレクト展アートファンド賞などを受賞。荒川区の無形文化財に指定され、スコットランド国立美術館など世界からも評価を受ける竹工芸ですが、箸置きは200円から、日常使いのお箸や菜箸などもあり、伝統工芸を気軽に楽しむことができるお店と工房。この身近さがエリアの魅力と特徴ともいえます。

荒川区の住環境は?子育ては?

保育所

全国初!公園内に保育所を開設

前に述べたように、荒川区は町工場と商店街、そこで働く人が住む下町と駅を中心に再開発が進んだ新しい街とがみごとに溶け合っています。下町の風情を大事にしている街らしく日暮里、谷中の鎮守の諏方神社にお参りすることが日常であったり、日暮里の駄菓子問屋が今なお続いていたり、今もなお生きたコミュケーションがある街。区内では2016年に待機児童の解消を目指し全国で初めて公園内に保育園を創り、その際も「地域に開かれた保育所として運営していくこと」を目指すなど、閉塞感が生まれにくい子育て環境になっています。また、区のホームページにある「あらかわ子育て応援サイト」では子育て体験記の掲載や「あらかわキッズニュース」の発行など区を上げて子育て応援しています。荒川区西日暮里には元総理大臣の高橋是清氏が初代校長の「開成中学校・高等学校」があり、1982年から36年連続で東京大学合格者数首位をキープ。慶應義塾大学、早稲田大学への合格者も首位など、文字通り都内トップ校。この学校では持久力の向上と自己目標達成のねらいとするマラソン大会があり、全校生徒が荒川河川敷を走り抜ける様は圧巻です。荒川区の子育ては地域の人達からいつも子供たちが見える環境。区のサポートが手厚く時代を重ねても温かさが残る街での子育ては2015年に日経DUALと日本経済新聞社が行った「共働き子育て自治体ランキング」で第1位に選ばれています。

荒川区×UR

これまで883,038戸、2029棟((平成27年3月31日時点・URHPによる)もの建物を作り上げてきたUR都市機構。まちづくり事業から誕生する建物がほとんどなので、学校などの公共施設などが近くに揃っていたり、今では建てるのが難しいような好立地に点在。公共事業ということもあり、安心の構造なのはもちろん、単身からファミリーまで受け入れるバリエーションの多い間取りや、一つひとつの部屋が広めの造りになっています。例えばサンマークシティ日暮里ステーションポートタワーは1LDK43㎡から4LDK+S111㎡まで幅広い間取りがあります。UR賃貸住宅ではURからURへの住み替え(関連記事:UR賃貸での住み替えで得すること)の際には敷金を引き継げたり、住み替え後の賃料が安くなるか同等であれば収入の確認書類を省略できるなどのサービスを行っているので、同じ建物内で家族が増えたり、お子様が独立した際などに家族に適した間取りで無駄なく暮らすことができます。気軽に荒川区生活を始めるきっかけの一つとして荒川区のUR賃貸を利用してみるのも一つの方法としておすすめです。

画像引用元:高解像度の写真素材なら【写真AC】