子育て世帯の味方「子育て割」
UR都市機構が運営するUR 賃貸住宅。
礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要で、東京都心や郊外に立地や間取りのよい物件も多く、引っ越し時のコストを抑えたい方には高い人気があります。
そんなメリット感の大きいUR賃貸住宅では、子育て世帯に対する優遇措置も充実しています。
子育て世帯にうれしい「そのママ割」を紹介します。
●「そのママ割」ってどんな割引?
「そのママ割」は申し込みから3年間、家賃が最大20％割引になるサービスです（割引率は物件によって異なります）。
UR都市機構の入居資格要件を満たしており、かつ賃貸住宅の18歳未満の子供を扶養している世帯が対象になります。
孫や甥・姪などの親族も18歳未満ならOKで、申込時に妊娠中であっても対象となります。
もちろんシングルマザー世帯にも適応されます。
対象となるエリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城。
例えば2LDK・150,000円の物件の場合、「そのママ割」が適用されると（20％引きと仮定）と月額家賃は120,000円になります。
1カ月の場合は、普通家賃との差額は30,000円。
1年間では
30,000円×12カ月＝360,000円
3年間では
360,000円×3年間＝1,080,000円
3年間でなんと1,080,000円も節約することができるのです。
子育て世帯は何かと出費がかさむので、これは非常にお得といえるでしょう。
●「そのママ割」を契約する際に気をつけたいこと
大変お得な「そのママ割」ですが、気をつけたいこともあります。
それは契約形態が3年間の定期借家であること。
つまり、3年間の契約期間が満期を迎えたら更新はできず、必ず契約を満了しなければならないのです。
もし同じところに住み続けたいのであれば、契約更新ではなく再契約しなければなりません。
ただし、かならずしも再契約が可能というわけではなく、UR都市機構が再契約可能を判断した場合には、契約者に再契約の案内が通知されます。
3年間といえば、引っ越してきて、親子ともに新しい環境になじみ、自分たちの生活の基盤が固まってきているころ。
この頃に契約終了になるのは正直不安もありますが、3年間しっかり節約し、マイホーム購入の頭金や学費といった次のステップアップに備えると割り切って考えるのもいいですね。
●「そのママ割」を申し込むには？
お得な「そのママ割」の申し込みは先着順になります。
URを取り扱っている業者、URの現地案内所やUR賃貸ショップなどの各営業窓口で申し込みを受け付けていますが、「そのママ割」はインターネットからは申し込むことができません。
空室状況については専用フリーダイヤルでも問い合わせることができます。
なかなか希望の物件が見つからなかったり、見つかっても悩んでいるうちに第3者に先をこされてしまうこともあります。
日頃から狙ったエリアの空き状況などをマメにチェックしておいたほうがいいでしょう。
また、その他にも業者を使うという手もあります。
対応の仕方は業者によってまちまちですが一度問い合わせてみて判断するのもありです。
